速報:無印良品が「北海道のソウルフード」に挑む!「真昆布だし」「味噌と豆乳」「海老クリーミー」…本場開発のスープカレー3種、発売決定。

無印良品 スープカレー3種

カレーファンの皆さん、高木それとです。おもしろいニュースが飛び込んできました。 レトルトカレーの棚で、あの「バターチキン」をはじめ数々の名作を生み出してきた無印良品が、いよいよ「スープカレー」というジャンルに本気で乗り出します。

しかも、ただのスープカレーじゃありません。なんと、スープカレー発祥の地である北海道の無印良品スタッフとタッグを組み、徹底的に開発したというのです。これはもう、期待値が最高潮に達するというもの。

この新作スープカレー3種は、9月24日(水)から全国発売(北海道では9月12日から先行販売)とのこと。その全貌に、発売前からグッと迫ります!

合言葉は「北海道との共創」。184案から生まれた本気の味

ご存知の通り、スープカレーは北海道・札幌発祥の、日本が誇るべきカレージャンル。その特徴は、お店ごとに異なる「スープ(だし)」と「スパイス」、そして「ゴロゴロとした具材」の無限の組み合わせにあります。

無印良品は今回、その「本場」のDNAを製品に注ぎ込むため、北海道の店舗などで働くスタッフにアンケートを実施。集まったアイデアは、なんと184案。そこから「全国に広めるべき味」を吟味し、試行錯誤を重ねたといいます。

注目すべきは、彼らが「だし・スパイス・具材のバランス」に徹底的にこだわった点。これはもう、単なるレトルト食品の開発ではなく、一つの「料理」を追求する姿勢そのもの。僕たちカレーファンが最も興奮するポイントです。

魅力的な3種!「旨みの設計図」を徹底解説

さて、肝心のラインナップは3種類。プレスリリースを読み込むだけで、その緻密な「旨みの設計図」に思わず唸ってしまいます。一つずつ見ていきましょう。

1. 真昆布だしとトマトのスープカレー(3辛)

無印良品「真昆布だしとトマトのスープカレー(3辛)」

これは「王道」にして「革新」かもしれません。まずベースがすごい。まろやかで旨みの強い真昆布だしに、濃厚なチキンスープ。ラーメンで言うところの、旨みの相乗効果を狙った「Wスープ」構成です。

スパイスはクミンを主体に、シナモンやクローブといった甘く芳しい香りをプラス。そして隠し味の「トマト酢」!これが重要です。Wスープの深いコクを、酢の酸味がキュッと引き締め、全体の味に鮮烈なメリハリを生むはず。これはもう、ご飯が止まらなくなる予感しかしません。

2. 北海道味噌と豆乳のスープカレー(2辛)

無印良品「北海道味噌と豆乳のスープカレー(2辛)」

来ました、北海道らしい「変化球」にして「本命」の一角。こちらもベースは真昆布だし。そこに合わせるのが、なんと北海道産の白こし味噌豆乳クリーム、そしてココナッツミルク

「味噌とスパイス」の組み合わせはすでに最高ですが、そこに豆乳とココナッツの「ダブルのまろやかさ」が加わる。これは危険な響きです…! スパイスはカルダモンやスターアニス(八角)で深みを出し、シナモンで味噌の甘みを引き立てる設計。想像するだけで、ビロードのような口当たりと、甘くスパイシーな香りが鼻腔をくすぐります。

3. 海老とトマトのクリーミースープカレー(2辛)

無印良品「海老とトマトのクリーミースープカレー」

これは「香り」で食べるスープカレーですね。主役は海老。ただの海老ではありません。甘えびのエキスを抽出し、さらに香味野菜(玉ねぎ、にんにく、セロリなど)と海老、チキンブイヨンで作った「香味油」で仕上げているんです。

これはもう、フレンチの「ビスク」(甲殻類の濃厚なスープ)の技術。封を切った瞬間に、甲殻類特有の焙煎されたような芳醇な香りが立ち上るはず。 そこに合わせるスパイスが、海老と相性抜群のカルダモンと、意外にもバジル。爽やかな風味が、海老の濃厚な旨みを何倍にも増幅させてくれることでしょう。

まとめ:これは「無印良品にしか作れないスープカレー」だ

いやはや、想像するだけでお腹が空いてきました。 今回の新作は、単に本場の味を模倣したのではなく、「真昆布だし」という日本の食文化の核と、北海道の食材(味噌など)、そして無印良品が培ってきたスパイス使いを融合させた、「無印良品にしか作れないスープカレー」と言えそうです。

北海道で生まれ、日本全国で独自の進化を続けるスープカレー。その新たな可能性を示してくれるであろう今回の3種。発売日の9月24日、僕はカレンダーに赤丸をつけました。皆さんも、この「事件」の目撃者になる準備をお忘れなく!

購入は店舗か、公式オンラインショップにて!