中目黒駅のホームに降り立った瞬間、ふわりと漂うスパイスの香り。その源泉は、駅からわずか20秒の場所にある魔皿(まさら)カレーです。
ここは柏の名店「カレーの店ボンベイ」の血を引く、まさにエリート級のスパイススポット。2023年11月のオープン以来、全メニューを制覇してきた私ですが、2月13日、ついにさらなる進化が起きました。あのサラサラカレーが、なんと丼(どんぶり)になって現れたのです。

中目黒 魔皿カレー 喉を駆け抜ける、濃厚な「とろみ」の衝撃

魔皿カレーの真骨頂といえば、キレのあるシャープなソース。しかし、今回の「カレー丼」は一味違います。

最大の特徴は、片栗粉によって丁寧に施されたとろみ。 これが魔法のようにスパイスをライスに密着させ、一口ごとに旨味の濃度が跳ね上がります。特に中辛の「インドカレー丼」は、芳醇な香りが、とろみと共に舌の上に長く居座る……。この「余韻」の長さこそ、丼スタイルの真髄です。
| カレー丼メニュー | 辛さのレイヤー | 味わいの体験 |
| チキン | ★☆☆ | 旨味が優しく包み込む安心感 |
| インド | ★★☆ | スパイスのパンチが喉を刺激する |
| カシミール | ★★★ | 脳天を突き抜ける、激辛の向こう側 |
噛み締める喜び。主役級の「国産鶏」

丼の頂に鎮座するのは、圧倒的な存在感を放つ国産鶏。 「肉を食べている!」という実感が湧くこの分厚いカット。スプーンで持ち上げるとずっしりと重く、口に運べば弾力のある歯ごたえと共に、じゅわっと肉汁が溢れ出します。この肉の強さが、濃厚なソースに全く負けていないんです。
さらに、金曜日に訪れることができればラッキー!名物のターメリックライスが、目にも鮮やかなイエローで食卓を彩ります。
混ぜるほどに加速する「味の変奏曲」

後半戦のお楽しみは、どんぶりの中で繰り広げられる混ぜる美学。 脇を固めるきゅうりと玉ねぎのピクルス、そして中央のなると。これらを一気にかき混ぜてみてください。
- とろみのコク
- ピクルスの弾ける酸味と甘み
- 小ねぎの爽やかなアクセント
これらが渾然一体となったとき、スプーンを動かすスピードは最高潮に。サラサラの通常メニューが「繊細なアート」なら、この丼は「熱狂的なライブ」。具材の黄金比を考える必要はありません。ただ、このスパイスの沼に身を任せるだけです。
まとめ

「丼」というスタイルを得たことで、魔皿のカレーはより親密で、よりエネルギッシュな食べ物へと進化を遂げました。 忙しい日々に、たった15分で体験できるスパイスの熱狂。中目黒でサクッと、でも最高に旨いカレーが食べたくなったら、迷わずこの「魔皿」の暖簾をくぐってください。
魔皿カレーへの店舗情報
| 店名 | 魔皿カレー |
| 電話番号 | 03-6262-2976 |
| 住所 | 東京都目黒区上目黒1-20-8 |
| 営業時間 | [月~日]10:00~21:00 日曜営業 |
| 定休日 | なし |
| WEB | https://www.instagram.com/masala.currytokyo/ https://twitter.com/MASALAtokyo |

