神戸ハイカレー|オリエンタルホテル 東京ベイ

Since 1964

神戸のハイカラなマダムを魅了したカレーが30年ぶりに復刻

新浦安駅でいつものようにカレーを調べてみると駅直結のオリエンタルホテル 東京ベイ内のレストランのカレーの記事を発見。1964年に神戸の旧オリエンタルホテルで提供されていたカレーが時を経て、30年ぶりに復刻されたらしい。「ホテルのカレー」このワードはいつもそそられる!今日は家族でかけている日だったので、ハイカレーが提供されるレストランはブッフェ形式でちょうどよかった。東京ディズニーリゾート(R)のパートナーホテルなので、ディズニーに行かれるファミリーや若い人たちも楽しそうに過ごされていました。

ホテル内のレストラン「グランサンク」

旧オリエンタルホテルの神戸ハイカレー

旧オリエンタルホテル 神戸ハイカレー

いかにもホテルの欧風カレーらしいグレービーソースは艷やかで良い色をしている。玉ねぎをソテーしたものと、フライしたものを取り入れた”ダブルオニオン”がこの旨味のベースになっていて、絶妙に焦がされた苦味と甘みがうまい。そのあとに感じる酸味はどうやらリンゴを煮詰めた”アップルプレザーブ”が使われていて爽やかな旨味も演出している。カレーのサーブ時にシェフに聞いてみたところハイカレーに使われている牛肉は日によって違うらしく、ディナーで出しているローストビーフを調理した際の切り落とし部分なども使っているそう。

お肉もごろごろと入ってます

付け合せにお好みで「フルーツチャツネ」があって、これを混ぜ合わせてみると、ちょっと海軍カレーにも似たような美味しさに味変ができた。

フルーツチャツネで味変

ブッフェ形式ならではの「オリジナルカレー」も作れちゃう

ブッフェでは揚げ物から野菜までたくさん!

ホテルのカレーには目がなく、あったら率先していただくのだが、1964年からの伝統のカレーがブッフェで食べ放題なのは嬉しい。ブッフェ形式だからこそ他の食材と合わせて自分好みなトッピングをかけ合わせて「オリジナルカレー」を楽しむのもホテルならでは。

神戸ハイカレー
スペアリブ、ステーキ、オムレツ、エビフライ

僕に盛り付けセンスはないので、見た目はご愛嬌・・スペアリブにステーキ、エビフライという盛り付けはなかなか他ではできることではなく、満足感は高い。いや、自己満足感が高い。

妻はチキンライスとオムレツで

オリエンタルホテルとハイカレーとは

旧オリエンタルホテルは1870年に日本最古級の西洋式ホテルとして神戸旧居留地で創業し、1995年に起きた阪神大震災の被害により幕は閉じました。その時のシェフが同年に開業した神戸メリケンパークオリエンタルホテルに総料理長として就任したそうです。

そして、今回食べた「ハイカレー」は当時旧オリエンタルホテルで出されていたカレーで、名前の由来は神戸のおしゃれな女性たちの間で話題になり「ハイカラな神戸マダムが召し上がるカレー」でハイカレーと認知されるようになったとか。

神戸ハイカレーを提供しているホテル

オリエンタルホテル 東京ベイ

提供施設:(2023年2月時点) 
「オリエンタルホテルズ&リゾーツ」のチェーンホテル全5施設

  • <関東エリア>オリエンタルホテル 東京ベイ
  • <近畿エリア>神戸メリケンパークオリエンタルホテル、オリエンタルホテル ユニバーサル・シティ
  • <九州エリア>オリエンタルホテル福岡 博多ステーション
  • <沖縄エリア>オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ