2015年から赤坂で営業開始し、赤坂見附に移転して遅くまで営業されていたベイリーフが2024年9月25日で閉店してしまう。
僕は同じ年に赤坂で働き始め、まだそんなにカレーにハマっていなかったけど「牛カツカレー」が好きで頻繁に通っていました。ご高齢の御夫婦で営み、料理はご主人が、ホールやドリンクは奥様がとても優しい声で接客してくれるのが印象的でした。
2024年9月25日 ベイリーフ赤坂見附 閉店
最終日の夜営業18時少し手前に、お店の前にいくと防火扉のような大きなドアが閉まっている・・・中のドアにはCLOSEの看板。
「あれ、もしかして営業ないのか・・」そう思いながら勇気を出してドアを開けてみると、中には常連さんがたくさんいて、オープンを待っていました。
紛れ込むように中に入り、奥様に「来ちゃいました」と伝えると、「いいよ、いいよ、今のうちに座って待っててね」と席を用意してくれました。
ベイリーフ赤坂見附 牛カツカレー 1,300円
数年ぶりですが、全く見た目が変わらないカレーが登場。ソースはシャバシャバでクローブが効いた、作りたての香り。揚げたての牛カツの断面は赤く、絶妙な火入れ。
食べてみると柔らかい。以前にも聞いたことがあるんですが、国産牛でもないが、下ごしらえを丁寧に行うことでここまで柔らかくなるそう。
味変にはウスターソースで決まり!
途中からは、卓上に用意されているウスターソースを牛カツにかける。
そのまま白飯と食べてもおいしいし、ソースと牛カツの脂がカレーソースとあわさるのもよし。カツカレーといえばトンカツが多いですが、牛カツカレーはまた違うカツカレーの世界を見せてくれていると思います。
あまり牛カツカレーが食べられるお店ってないと思うので、とても残念です。
でも、23時まで営業されていたら、相当疲れもたまっていたことかと思います、今までありがとうございました。