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脱サラビアバー店主です。
ただひたすら現地の料理を食べ歩き、学び、本場のスパイスを体感する旅、南インド バンガロール編Vol.3。3日目のディナー、イタリアンがまさかのカレー以外で感動した。
インドで感動したイタリアン
3日目@バンガロール

📍Chianti ,Indiranagar
夜は少しカレーから離れてみようと思い、イタリアンへ。本か何かで「インド人の作るイタリアンが美味い」という記憶が頭の片隅にあったので、その真偽を確かめたかった。インド料理はオイルとスパイス、ハーブを使うので、イタリア料理に通ずるところがある的な内容だったはず。

インドにいるとなかなか生野菜を食べれるシーンが無いので、シーザーサラダとオレンジのフレッシュジュースを。ざっくり500ルピーくらいだが、この写真でも伝わるように、まあインドで食べるイタリアンはこんなもんかって感じ。もうこの時点で例の立ち飲み屋に二日連続で行くと決めていたのでノンアルで我慢。

Spaghetti Aglio E Olio、600ルピーくらい。ミックスベジかチキン、シーフードの中からシーフードをチョイス。
…あれ?
なんかめちゃくちゃ美味そう!?
机に置かれた瞬間に包まれるバジルとにんにくの香りでビールが1杯飲めた。ひと口食べると、まず感じるのはにんにくの旨味、そしてオリーブの塩気とドライトマトの濃厚な酸味と甘味が続き、あとからバジルの爽やかな香りが抜けていく。海外に行くと日本語で独り言を呟きがちって結構あるあるなの分かりますかね、誰にも伝わらないだろうからって心の声を解放する遊び。厨房にいるインド人に敬意を込めつつ「おい、美味すぎるだろぉ」と思わず呟いた。もはや厨房にいるのはイタリア人かもしれないと疑ってしまうほどである。食べたカレー以上に長いこの感想から感動が伝わるだろう、この先インドに行く予定のある人にはインドでパスタを食べるという愚行をオススメしたい。なにより南インド料理を食べ歩く旅の途中だったことを一瞬忘れかけ、「もう一皿頼んでもいいんじゃないか?」と。満足したはずなのに、別のパスタも気になっている自分がいる。完全にパスタの口なので、そんな誘惑と数分ほど真剣に戦ったが、例の店で大瓶ビールを飲むおキャパの確保を優先することにしたと同時に、この旅の中で違う店のパスタを食べてみようと心に決めた。

📍BANGALORE BAR & RESTAURANT
気づけば二夜連続通ったローカルな立ち飲み屋
感動のペペロンチーノの余韻に浸りたくて、二夜連続で例の立ち飲み屋。昨日と同じスタッフだったので、なんとなく覚えられてそうだが、歓迎ムードでは無く、むしろ「また来たの?」って表情。アメリカのビールであるBudweiserを選んだが、馴染みの無い金のパッケージ。このMAGNUMはインド市場向けに展開されているハイアルコールのラガービールであり、インド人向けというだけで度数が通常の5%から6.5%まで上がっている。それでも気分はインドでもアメリカでもなく「イタリアに乾杯」🇮🇹

こちらが店内の様子。自分のビアバーのように店員を介して、みんなが談笑するシーンを少し期待したが、グループで来た人はその人たち同士で盛り上がり、一人客は爆音で動画を見ながらタバコを吸って酒を飲んでる様子。ローカルの中にポツンと日本人が飲んでるのが物珍しいのかあちこちからの視線は感じるが、昨日今日訪れて初対面同士で乾杯が始まるようなシーンはそんなに生まれなさそうな雰囲気。ただ、この雑多な雰囲気で1人でビールを立ち飲みし、その日の出来事を振り返る時間が少しクセになってきている。。。
4日目@バンガロール
バンガロールのIdlyとVadaの名店で朝食

左の列で食券を買って、フードの列、ドリンクの列からそれぞれ受け取り、立ち食いするスタイル。

📍Brahmin’s Coffee Bar
Idly(イドゥリ)とVada(ワダ)の名店で朝ごはん。かなり混んでいるが、メニューがせいぜい4品程度なので一瞬で提供されるし、テーブルがあちこちに置かれてるだけの立ち食いスタイルなので回転率がすごい。フワフワのイドゥリとサクサクのワダをチャトニでビタビタに浸して食べるのが最高に美味いし、何より食べ飽きない優しい味なので、店内の様子からして毎朝立ち寄って仕事に向かう地元民もたくさんいるんだと思う。

一人旅なので、少し距離のある移動はメトロを使って交通費を抑えた。この窓口で目的駅を伝え、切符をもらうのだが、混んでる時は列の概念も無いし、自分が目的駅を伝えている最中に横からインド人が切符を買ってくるので、とにかく我の強さが試される。

切符というかコイン?これを改札にかざすとゲートが開く。
インドのマクドナルド

インドのマックへ。ドナルドさん、こんな顔だったっけ。。。

インドのマックのノンベジメニューはヒンドゥー教の文化に合わせて牛肉の代わりにチキン、それか豆や野菜などのベジという構成であった。オーダーしたのはインドでしか食べられないMaharaja Buger Set、500ルピーくらい。このビッグマックっぽいこのバーガーはスパイス感ある衣のチキンが2個にチーズ、レタス、トマトが入っており、食べ応え抜群。

📍THIRD WAVE COFFEE
コーヒーブレイクでキレイめなカフェに立ち寄り、300ルピーくらいのIce Coffeeを。南インドではコーヒー豆もよく取れるようで、コーヒーも盛んに飲まれているらしい。
インドでビーフステーキを食べる背徳感

📍Millers 46 Steak House & Bar
さっきのマックではヒンドゥー教の文化に合わせて牛肉の代わりにチキンしか無かったのに、ビーフステーキが食べられる店も多いのがバンガロールの面白いところ。インド産の牛肉が食べられる背徳感がすごい。それも道端では牛が神様として崇められてるのに。。。スタッフのインド人?は賄いで何を食べてるのだろうと気になったし、神様とされる牛たちを目の前にどう思ってるのだろうと考えてしまう。物価も安いのでシャトーブリアンをなんと1,000ルピーちょっとで頂いた。たまたまバンガロールに駐在し始めた大学の先輩と一緒に食べたが、カレーよりステーキや日本食ばかり食べてるらしく、バンガロールのカレー屋については予習しただけの自分の方が詳しかった。笑
Vol.1で書いたバンガロール初夜の空港から宿までの送迎、実はその先輩の専属ドライバーなので、思わぬ形で再会を果たしたが、ご飯を食べてる間も待機してもらってるのにめちゃくちゃ愛想が良かった。
バンガロールで醸造されたクラフトビール

📍Arbor Brewing Company
バンガロールのビール事情も自分の方が詳しかったため、自分の希望でこちらのブルワリーへハシゴ。この旅でバンガロールのブルワリーを既に3つ回ったが、どこも大きな醸造設備を横目にビールを飲むことができるレイアウトの印象。タンクを眺めながら飲むビールは格別で、この日はビールだけで3L近く飲んだからか、翌朝この旅で初めてお腹の調子が悪かった。
5日目@バンガロール
インドで迎えた二日酔いの朝

起きた瞬間、明らかに二日酔いだったので、回復できそうな何かを探しにその辺の売店へ。こんな時にはシジミの味噌汁を啜りたいところだが、インド人は二日酔いの朝に何を欲するんだろうかとかふと思った。まあ、まずインドまで来て二日酔いになること自体が想定外だが、だからこそこんな謎の思考回路に至った。

12ルピーのチャイが五臓六腑に染み渡った。二日酔いにチャイって理に適ってる気がして調べてみた。
以下、ネットで調べて出てきて一番上に出てくるAIによる概要。
シナモン: 胃腸の機能を健康に保ち、利尿作用によってアルコール成分の排出を促します。
ジンジャー: 弱った内臓や冷えた身体を温め、消化をサポートします。
カルダモン・クローブ: 吐き気や胃のむかつきを鎮め、口の中をすっきりとリフレッシュさせます。
ミルク・豆乳: たんぱく質や水分を補給し、アルコールで荒れがちな胃の粘膜を保護してくれます。
そんなことを考えてるうちにラッサムってインドの味噌汁と言われるし、そもそも朝カレーだって絶対良さそうだし、ヨガでもすんのかなとか、お祈りして神に委ねるんかな、治ったら仕事するみたいなマインドなのかなとかずーっと「インド人の二日酔いの回復」という意味分かんないお題の答えを探していた。インドまで来て何考えてんだろう、まだ酔ってんのかな。さ、朝飯食べよ。
巨匠と朝食

📍Udupi Upahar
これを読んでいただいてる皆さんの多くはカレー好きだと思うので、そこらのインド人では無いことに気付いてるかもしれません、気づきましたかね。祖師ヶ谷大蔵スリマンガラムのマハさんと朝食。1週間ほど前に経堂の道端でたまたま会って、立ち話してたら、村に帰省するらしく経由地のバンガロールで数時間ほどタイミングが合いそうだったので、合流しました。2年ぶりのインドで日本慣れしすぎるマハさん、財布から野口英世を出そうとしてたので、そっとルピーを指し示してあげた。

この画だと祖師ヶ谷大蔵にいるのかと錯覚するなぁ。マハさんのTシャツもいいなぁ、一寸法師とおでんと犬。笑
満足な朝食を終えて、マハさんともお別れ。
お昼から飛行機で南西部の海沿いにあるリゾートエリア、ケララ州のコチへ飛び立ちます。
続きVol.4以降もゆるーっとこれから書いていきますので、また読んでみていただけると嬉しいです。


