森下にある深川インド料理「月と亀」で味わう魚介出汁の衝撃カレー定食

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

「カレーは飲み物」なんて言葉もありますが、江東区森下にある「月と亀」のカレーを食べると、それは「至高のおかず」であり「完璧な定食」なのだと思い知らされます。

看板に掲げられたのは「下町インド料理店」という、なんとも食欲をそそるフレーズ。以前から「並ぶ価値あり」と噂に聞いていたこの名店へ、雨が降る寒空の下、オープンの20分前を目指して足を運んできました。そこで待っていたのは、スパイスの刺激を優しく包み込む、素材の旨味が爆発した一皿でした。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

路地裏に佇む5席の聖域。五感で楽しむ「待機時間」

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

お店は森下の大きな通りから一本入った、落ち着いた路地にあります。「3組目からはこちらへ」という丁寧な整列の目印に、人気店ゆえの気遣いを感じつつ、一番乗りで開店を待ちます。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

軒先の大きなメニュー看板を眺めながら、今日の作戦を練る時間は最も心躍る瞬間です。定番のチキンカレーポークビンダルーに加え、手作りの鰯のつみれカレー……。さらに「本日のメニュー」として北海道産のタラカレーの文字が。深川インド定食の和製ミール詞、定食という名称もおもしろいですね

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食
森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

店内はわずか5席。厨房や人物の撮影はNGというルールがありますが、それは店主が料理に集中し、お客さんに最高の状態で食べてほしいというプロ意識の表れ。静かな緊張感に、期待は高まるばかりです。

圧巻の「カレー定食」。イワシの旨味が喉を駆け抜ける!

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食
森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食
森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

今回私が注文したのは、贅沢にも3種の欲張りセットです。

  • 北海道産タラのカレー(メイン)
  • イワシのつみれカレー(小鉢)
  • ポークビンダルー(小鉢)

店主から「量が多いですが大丈夫ですか?」と心配されましたが、カレー好きの名にかけて「望むところです!」と即答。数分後、目の前に現れたのは、大きなトレーの上に整然と並んだ、宝石のようなカレーたちでした。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

まず驚いたのは、イワシのつみれのサイズ感。箸で持ち上げると、ずっしりとした重み。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

一口頬張れば、青魚特有の力強い旨味が「ぐわわわっ!」と口いっぱいに広がります。スパイスがイワシのクセを消し、旨味だけを増幅させている……このバランス、お見事の一言です。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

続いてタラのカレー。淡白なタラの身に、スパイスの刺激が絶妙に絡みます。そしてポークビンダルーを合間に挟み、交互に食べるとスプーンが止まりません。

脇役が主役を喰う?細部まで宿る「下町」のこだわり

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

「カレーを食べていることを忘れるほどのおかず感」と表現したくなるほど、一品一品の完成度が高いのですが、特筆すべきは脇を固めるアチャール(インド風の漬物)などの副菜です。

端々にまでこだわり抜かれた構成で、一皿の中で酸味、辛味、甘みが完璧な調和を保っていました。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

森下「月と亀」で体験したのは、単なるスパイス料理ではなく、素材のポテンシャルを最大限に引き出した「下町インド料理」という名の芸術でした。5席という限られた空間だからこそ、一皿に込められた熱量がダイレクトに伝わってきます。

帰りのお供には「豆乳チャイ」がおすすめ

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

この日は寒かったのと、食後にはよくコーヒーをいただくので、今回は月と亀さんの「豆乳チャイ」をいただきました。生姜が効いてて手も温められるし、体の中から温まって最高でした。

森下「月と亀」深川インド定食 鰯のつみれカレー定食

皆さんも、もし森下を訪れる機会があれば、ぜひお腹を空かせてこの暖簾をくぐってみてください。そこには、想像を超える「日本人に合うインド料理」が待っていますよ!

深川インド料理 月と亀の店舗情報

店名月と亀
電話番号なし
住所東京都江東区新大橋3-7-3
営業時間月・火・水・土・日
11:30 – 14:30
定休日木・金
WEBhttps://x.com/tukitokame