皆さんは吉祥寺三大カレーをご存じでしょうか?「COFFEE HALL くぐつ草」、「茶房 武蔵野文庫」、そして「まめ蔵」の3店です。1978年吉祥寺にて創業した「まめ蔵」は、今年で47年目と三大カレーの中でも1番の老舗です。
今回は、そんな長い年月の間愛され続け、食べログのカレー百名店にも掲載された実績のあるカレーを食べに訪れました!

まるで絵本の中!レトロでかわいい店内

店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、壁に飾られている色とりどりの絵。この店のオーナーで絵本作家でもある「南 椌椌(みなみ くうくう)」さんの作品だそうで、温かみのあるテイストで可愛らしい世界観を演出しています。また、木製で統一されたテーブルや椅子も相まって、喫茶店のようなどこかホッとする懐かしさも感じられます。
一方で創業47年を感じさせない清潔感のある店内なので、女性のおひとり様でも気兼ねなく入られる雰囲気です。
メニューはシンプルにカレーとドリンクのみ!

スイーツが出てきそうなかわいらしい店内ですが、メニューは意外にもシンプル。主にカレーとドリンクのみが提供されています。開店当初からこの構成だったかはわかりませんが、カレーの根強い人気が伺えます。
平日限定の「きのこカレー」や、店名がメニュー名に入っている「まめ蔵サラダ」もとても気になりましたが、今回はまず目に飛び込んできた「スペシャルカレー」にすることに。ビーフ・ポーク・チキンの3種から選べ、贅沢に「スペシャルビーフ」を選択しました!
いざ実食!長年愛されてきたカレーのお味は…

お目当てのカレーはビーフシチューのような深い色で、スパイスのいい香りがします。いざ一口食べると、野菜がしっかりと煮溶けた優しい味わいに、それを生かすような程よいスパイスが口いっぱいに広がり、とってもおいしいです。他の取材記事からの情報によると、カレーを3日寝かせることがこだわりだそうです。味にまとまりがあり、尖った辛さはあまりないので、誰しもが好きなカレーのおいしさだと言えます。

卓上には、辛味や香味を加える香辛料が置いてあるので、辛味が足りない人は調整できるのが嬉しいポイントです。

またビーフはごろっとした塊肉が、スプーンで簡単にほぐれるほどホロホロに煮込まれています。さらに、ホクホクの豆や、固めのゆで卵、素揚げされた野菜など、味や食感の異なる食材がたくさん盛り込まれており、飽きの来ない大満足な一皿でした。

そしてなんといっても器が可愛らしく、こちらも南椌椌さんが描かれたまめ蔵オリジナルのものだと思われます。
吉祥寺は食器店も多いため、器好きの方もよく訪れる街です。器巡りのあとに、ゆっくり可愛い器を眺めながらおいしいカレーを食べる、というのも素敵ですね。

また来たい、人に教えたいと思えるカレー店
創業してから長年愛されてきた「まめ蔵」のカレーは、まろやかで優しい味わいで今も昔も多くの人に親しまれています。またお店の雰囲気も温かく居心地が良いため、家族や女子会、デート、もちろんおひとり様までも訪れやすいお店だと実感しました。
誰でも、どんなシーンにもぴったりな「まめ蔵」、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
まめ蔵への店舗情報
| 店名 | まめ蔵 |
| 電話番号 | 0422-21-7901 |
| 住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-15 |
| 営業時間 | 11:00~21:00(L.O. 20:30) |
| 定休日 | 不定休日あり |
| WEB | https://p390500.gorp.jp/ |

